Introduction
技術紹介
水上ボート「RC-S3」を使用したダム・河川・港湾・海岸エリアの
深浅測量・水底地形測量
・RC-S3は有人ボートでは困難な浅瀬や危険水域への測量、調査が可能となり座礁、転覆、転落事故の危険がありません。
・全長1200mm、重量16kgと小型で一人で運搬が可能です。
・電動モーターのため排煙、油流出がなくクリーンで環境にも配慮しております。
・高出力ブラシレスモーターとツインプロペラにより流れの速い場所での測量、調査が可能です。
・測深範囲0.5m~80m、操船可能範囲800mと浅瀬に特化しております。
機器本体（パソコン併用型）
自律測線走行
・XYまたは緯度経度で入力した測線上をボートが自動で走行。
・測線は1プロジェクト最大128本入力が可能。
・高性能自律制御プログラム採用により、測線から0.5m以内で自律走行。
目的地走行
・緯度経度で入力した目的地へボートが自動で走行。
・目的地は1プロジェクト最大255ヶ所入力が可能。
自動回掃
基地局との通信が連続して30秒以上途絶えた場合、またはボートのバッテリー残量が20%以下となった場合はボートの電源を入れた地点へ自動で戻ります。
基地局ソフトウェアによるリアルタイムデータ収集
データ処理例
データはCSVのため様々なソフトウェアで処理、加工が容易です。
取得CSVデータ
X,Y,水深、緯度,経度,GPS日時等
SDメモリーカードドライブ
基地局との通信が途絶えた場合でもデータはボート内SDメモリーに記録されます。
応用例
GPSが受信できない場所では360°プリズムを装着し自動追尾型トータルステーションで位置情報の取得が可能です。